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江戸時代後期に江戸では「のり巻き」や「玉子巻」が作られていたことが、「守貞謾稿」に書かれていました

2021年08月15日

「房総太巻き寿司」のルーツを調べています。

国立国会図書館蔵の「守貞謾稿(もりさだまんこう)」(1837年頃~1867年頃)は江戸時代に喜多川守貞(1810年大阪生まれ)によって書かれた、江戸時代の風俗についての考証的随筆です。1810年なにわ生まれの喜多川は、大阪と江戸を行ったり来たりの生活をしていましたが、31歳の頃に江戸深川に居を構えました。江戸と大阪の文化の違いに驚き、「守貞謾稿」を執筆したそうです。多数のきれいな図が書かれていて、たいへん興味深いものです。貴重な資料を後世に残してくださったことに、感謝いたします。(^ー^)/

その中に、江戸で作られていた、かんぴょう入りの「のり巻き」「玉子巻」の図があります。書かれている巻きずしを再現してみました。

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