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市原市食育推進計画素案のパブリックコメントを提出しました。

2009年12月12日

私たち「いちはら食育の会」の活動は、来年も続ける予定です。

「市原市の食育の推進に、協力します」という意見書を提出しました。

自分たちができることを、無理しないで続けていこうと思います。

会員の皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

PB260499

“市原市食育推進計画素案のパブリックコメントを提出しました。” への2件のフィードバック

  1. 井上明 より:

    国民の心身を健康にする食育のために!    
    NPO法人日本綜合医学会 理事 井上 明 
    東京都墨田区両国4-32-16-1005

    1、鳩山首相も菅首相も「医療・介護の充実」と言われましたが、病人をどんどん増やし、薬漬けにし、抗がん剤や手術・放射線で苦しめ、オムツを当てて5年10年介護することが人に優しい医療・介護でしょうか。飽食・美食ができても、病気や介護で苦しんでいる国民が幸せでしょうか。もうそろそろ本気になって、国民を健康と幸福に導いて下さい。

    2、事業仕分けで、あれほど喧々諤々やって、たったの7,000億ですが、医療費は年々1兆2兆増えています。しかし、医療費を5兆10兆減らすことは簡単です。健康な人を増やせばよいのです。長野県のマネをすれば、10年後20年後、医療費は5兆10兆下がります。国民を薬漬けにしないで予防医学・食事改善に力を入れることです。今、長野県は長寿一位の県で、老人医療費が最も少ない県で、これが人間の一番の幸せです。その方法は鎌田實医師の「ちょい太でだいじょうぶ」(集英社文庫)に書いてあります。是非ご一読下さい。健康教育(食育)の成果は明白です。鎌田先生を迎えて「1億総健康プロジェクト」を立ち上げて下さい。

    3、今、朝食はチョコレートだけ、唐揚げだけ、菓子パンと牛乳だけというような子供が激増していて、WHOは「2000年以降に生まれた子供の40%が糖尿病になる可能性がある」と警告しています。食育・健康教育を強力に進めなければ、日本は「1億総重病人」の国になってしまいます。
       最近の親は子供に毎晩「なに食べたい?」と聞きますが、これは好き勝手に食べなさい、生きなさいという最悪の言葉です。親は誰でも子供に好きな物を食べさせたい、真綿に包んで育てたい。しかし、一生真綿に包んで育てることはできません。子供は社会に出たら必ず荒波に揉まれます。好き勝手ばかりはできないのです。だからこそ、その練習を「完全米飯給食」でするのです。自然と好き嫌いがなくなり、我慢と感謝が身に付き、和食が好きになります。例えば、具だくさんの味噌汁は野菜・海藻がたっぷりの料理で、火が入るので野菜類への過剰消毒も不要になります。学校給食で、ご飯の日の牛乳(味噌汁なし)は全くナンセンスです。延びたラーメンを見て、「豚のエサだ」と言う子もいます。一日も早く「完全米飯給食」を実施して下さい。

    4、「完全米飯給食」で荒れた中学校を優秀な学校に変えたのが長野県旧真田町の大塚貢先生で、今、真田町では大人の犯罪も半減! 米飯給食で子供が良くなったので、和食をする家庭が増え、大人も和食になって心も体も健康になったからです。今日から誰にでもできる世直し運動はみんなで和食に努めることです。現代人は「何食ったって一緒だ」が「何やったって一緒だ」になり、「食の乱れが国の乱れ」になっています。日本をもう一度健康で幸せな国にするために、普段はなるべく和食に心掛け、ご馳走は時々にするという当たり前の気持ちを育てて下さい。

    5、1977年の「マクガバン報告」で「日本食は世界一の健康食」が証明され、アメリカは「肉・卵・牛乳・砂糖・油を減らそう」と訴え続け、心臓病もがんも減っているのに、日本では益々和食離れ、肉食傾向でがんや糖尿病が激増しています。アメリカでは2005年に「CHINA STUDY」が発刊され、「肉は最も発がん性の高い食品である」「小麦や大豆のたんぱく質はがんを進行させない安全なたんぱく質である」ことが知らされ、インテリ層の肉食離れが一段と進んでいます。国は、厚労・農水考案の「食事バランスガイド」を直ぐに修正すべきです。一番の間違いは肉=卵=魚=豆腐・納豆としていることです。こんな乱暴なバランスは信じられません。肉も大豆もたんぱく質ですが、健康にとって肉と魚、動物性食品と植物性食品は大違いです。朝・昼卵1つずつなら、毎晩焼き肉・とんかつ・ハンバーグでも良いのです。だから糖尿や高血圧が激増しているのです。洋食迎合型の「食事バランスガイド」は伝統的な和食を推奨する「食育基本法」にも違反しています。また、農水省が勧める「米粉パン」と「飼料米」も、結果的には「パン好き」=「洋食好き」な人を増やし、伝統的な和食の崩壊につながります。「完全米飯給食」で「ご飯好き」=「和食好き」の子供達を増やさない限り、「農業の再生」も「日本の再生」も不可能だと思います。
    6、食事のバランスは⑤③①①のほうが遥かに優れている。故馬淵通夫医師が50年前に、昭和30年代のバランスを多少修正したのが⑤③①①です。1回の食事を⑩とすると、主食:副食は大体半々で⑤:⑤、副食は野菜・海藻類が③、豆腐・納豆類(植物蛋白)①、魚介類(動物蛋白)①、これが⑤③①①です。何と分かりやすく、簡単なバランスでしょう。肉を食べたい時は副食の1/5、肉ジャガか野菜炒め程度。ハンバーグや焼き肉を食べるなら週に1回程度。こうした理想型を示しても肉好きの人達は無視するでしょうが、欲望を抑えてでも健康的な食事をしたい国民もいるはずです。日本人はご飯と味噌汁、副食は野菜・海藻多めで、たんぱく質は豆腐・納豆・魚介類で長寿世界一になった民族です。国がこの事実を軽視して「食事バランスガイド」で病人を増やし続けることは、自殺(原因の一位は病苦)や非行、犯罪を更に増やすことになると思います。

    7、2000年にイギリスで発刊された「Your Life in Your Hands」(日本語版「乳がんと牛乳」径書房)には「乳がんの主な原因は牛乳(各種成長促進物質と女性ホルモン)である」ことが多数の科学的根拠によって証明されています。出版直後は医療・栄養・食品関係者などから非難の嵐が起きましたが、内容の変更を迫るような科学的事実は示されず、応用地球化学教授である著者のジェイン・プラントはその後、英国王立医学協会の終身会員に推されるなど、彼女の論拠は多くの科学者が認めています。日本でも乳がんが激増しており、その若年化も著しい。ご飯と牛乳のようなナンセンスな給食は直ちに止めて下さい。牛乳・乳製品の多い欧米諸国に骨粗鬆症が多いというデータもあります。また、牛乳摂取の多い今の子供達のほうが骨折が多いのですから、躊躇することなく「完全米飯給食」を実施するべきです。たんぱく質とカルシウムは野菜・海藻・豆腐・納豆・魚介類で取る。日本は歴史・伝統・気候風土・食習慣・健康など何を考えても米・麦・雑穀・いも・豆・野菜作りを中心にするのが自然で、酪農も徐々に穀類やいも類・豆類などへチェンジするのが自然だと思います。(口蹄疫や鳥インフルエンザを見ても明らかです。)

    8、「ちょい太でだいじょうぶ」(鎌田實著)には「お米はとてもいい主食だ。パンのようにそれ自体に塩分やバターや砂糖が練り込まれていないし、・・・。」とあるように、ご飯は健康的でパン食は不健康です。パンには添加物やトランス脂肪まで入っている。いつまでこんな不健康なパン(米粉パン)を子供達に食べさせるのか。早急に「完全米飯給食」を実施してほしい。鎌田医師は更に「どうせ食べるなら、玄米のほうが圧倒的に栄養的に優れている。」と記し、「世界一の美女になるダイエット」(エリカ・アンギャル著)にも「世界の美女は、ご飯なら玄米や雑穀米・・・。」とあります。現在のアメリカの食事ピラミッドは一番多く摂取すべき「炭水化物・穀類の50%は未精白にしなさい」としています。これが欧米の流れです。日本人は肉や油脂の過剰とビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカル(植物性生理活性物質)の不足で多病になっているのは明らかです。激増しているうつや発達障害などもビタミン・ミネラル不足が一因と言われています。その国民に不足している成分が玄米・雑穀に豊富に含まれています。国は速やかに新しい食事指針を作成し、アメリカのように「炭水化物・穀類の50%は未精白にしなさい」と国民に知らせて下さい。

    9、人は「食事は個人の自由」を主張しますが、もうそんな時代ではありません。医療費の高騰は国の財政を最も苦しくし、私達の生活をも苦しくしています。地球の健康のためにも自分勝手はできない時代で、もう石油や電気使い放題のバブル経済は許されません。同様に、人間の健康のためにも、もう食べ放題のバブル食生活は許されません。自給率41%を考えると、現代人の飽食・美食は砂上の楼閣のドンチャン騒ぎです。狂牛病・牧畜による地球の砂漠化(熱帯雨林の伐採→牧草地→砂漠)・畜牛の非効率性(一人前の牛肉を得るために十人前の穀類等を牛に与えている)・来るであろう食糧難等を考え、欧米人でさえ肉食を減らそうとしています。日本は莫大な量の食糧を輸入し、その1/3を廃棄、その量たるや飢餓地帯に援助されている世界中からの食糧の総量に等しい。国連には「日本人の食生活は最も非人道的である」と述べる委員もいるという。国民にいつまでこんな病的で非人道的な食生活(飽食・美食・洋食・肉食・パン食)をさせるのでしょうか。国民は殆ど知らされていません。どういう食生活が健全なのか迷っています。だからこそ国は健康的な食事指針を示すべきです。健康な日本と健康な地球を作るために「腹八分目に医者いらず」、「野菜・海藻多めの和食に努めましょう」と訴えるべきだと思います。

  2. cooking より:

    井上明さま
    2月にメールをいただいていましたが、ちょうどその頃に留守をしておりまして、先ほど読ませていただきました。大変失礼をしてしまい、申し訳ございませんでした。確かに日本人の食事は、洋風化して、特に子供や若い人の健康が心配です。私もいろいろな面から健康づくりとしての食事について、訴えていきます。井上さまが、食について多方面から研究されていることについて敬服いたします。「国民の心身を健康にする食育のために」広めてください。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
                                       上田悦子

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